絵本のような世界観と音ゲーが溶け合った良作
まるで本の中の物語を体験しているような、そんな世界観に「音ゲー」がうまく融合している音楽リズムアクションです
配信からすでに2年以上は経ちますが、2019年現在でも物語は配信されているようですので、これから始める方でもしっかり楽しめますね
音ゲーとしても、慣れない人から得意な人まで全体的にカバーできてるあたり難易度の設定には好印象です
ゆっくりと世界観に浸りながらプレイしましょう
・絵本のような優しい絵が好きな人
・初めての音ゲーを探している人
・音ゲーでも物語を楽しみたい人
※iPhone版は¥250、android版は無料です。詳細はレビュー内をご覧下さい。
Lanota
Noxy Games Inc.¥250posted withアプリーチ
公式動画
優しい絵本のような世界観
ご覧のように、本の中を覗きこんでいるような世界観や物語が楽しめる「音ゲー」です
設定もしっかりしていて分かりやすいので、ゆっくり本を読むように進めていくような楽しみ方に向いているように感じました
リツモとフィシカの二人のキャラクターも魅力的です
250年前に起きた『アル・ニエンテ』によって色が無くなった世界を、調律をもって甦らせていきながら旅をしていく二人
誰一人見かけない中、二人の男女と出会うことで更に物語に深みが増してきます
まだストーリーは途中ですが、少しずつ明らかになる『アル・ニエンテ』の謎
何が本当で何が嘘なのか
物語の楽しみも本作の見所の1つですね
リズムゲームとしては珍しい
だいたいのリズムゲームって、ノーツが落ちてくる(または出現する)のでタイミング良く重なったらタップしようねってやつが多いです
本作もそこは同じです
タップするノーツ、フリックするノーツ、タップし続けるノーツと種類があり、タイミング良くタップしていくのですが、他のリズムゲームとは違う珍しい仕様があります
それは「動きがある」という点です
この「Lanota」は、円盤上の盤面の上で中央からノーツが円の外に向けて流れてくるのですが、曲、難易度によって盤面そのものに動きが加わります
半分しか見えていないと思ったら全体が見えたり、右側から左に移動したり、盤面が回転したり、、、降りてくるノーツとは違う動きが加わることで、ただ落ちてくるノーツをタップするだけのゲームではなくなるんですね
ギリギリまで画面に盤面が映らない曲や、激しく回転を繰り返す曲など、難易度によっても変化があるため、音ゲーになれてる人でも難しい難易度では予測出来ないプレイになります
また、ノーツそのものもスロー演出がかかったりするものもあり、初見だと一切油断できません
優しいイラストとは裏腹に激しい曲だと動きも激しくなるあたり、他の音ゲーとは少し違った楽しみがありますね
初心者から上級者まで楽しめる仕様
とは言っても、初心者にも優しい仕様がしっかりと用意されており、失敗してもゲームオーバーにならない「調律モード」とミスを繰り返すとゲームオーバーになる「浄化モード」、ノーツの早さを細かく設定できる「スピード設定」に加え3つの「難易度設定」など、初心者から上級者にも楽しめる仕様となっています
android版は無料でも遊べますが、1プレイに結構な待ち時間を必要とします
¥250で製品版が購入でき、かなりプレイが快適になるので、1度試しに遊んでみてハマりそうな予感がしたらぜひ製品版を購入することをオススメします(それぐらい無料で遊ぶにしては制限がつきすぎるという意味です)
ちなみに製品版にした場合、ショップで購入できる曲のトライアル版が購入前に遊べます
楽曲は「サイドストーリー」として1つのストーリー5つのステージ(楽曲)が含まれている形式で購入できます
1ストーリーにつき¥480なので1曲100円ぐらいの価格になるんですかね
まだこれからもストーリー配信があるので、ゆっくりと遊んでみてはどうでしょうか?
「Lanota」総合評価
ストーリー性:
操作性:
グラフィック:
サウンド:
オリジナリティ:
ハマリ度:
絵本のような優しい世界観と音楽で癒されます
音ゲーとしてもしっかりと完成しているのでGOOD!
※iPhone版は¥250、android版は無料です。詳細はレビュー内をご覧下さい。
Lanota
Noxy Games Inc.¥250posted withアプリーチ
制作者情報
制作者:Noxy Games(公式HP)(公式Twitter)(公式Facebook)
台湾のゲーム会社だそうです。
スマホゲームはまだこの1作だけのようですが、完成度もかなり高く、今後に期待できますね。
レビューでは触れてなかったですが、ゲームの日本語訳もほとんど違和感なく楽しめます。
中国や韓国のスマホゲームは意外と多く、独創的な発想のタイトルもあるのでこれからも注目ですね!
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