京都を舞台とした新感覚のタワーディフェンス
現代の京都とその京都の裏世界『裏京(りきょう)』を舞台にした刀剣物語です
陰陽師の素質を持つあなた(プレイヤー)は「安倍晴明(あべのせいめい)」から陰陽術を教わりながら、裏京で復活しようとしている「那由多鬼夜行(なゆたきやこう)」を阻止するべく、剣客集団「真誠団(しんせいだん)」と共に妖魔と戦うというゲーム
京都の名所や歴史を楽しめる言わば「ご当地ゲーム」と言える作品
京都が好きな人や和風キャラクターや設定が好きな人は楽しめるゲームです
では今回は「京刀のナユタ」をレビューします
おもしろポイント
京都の歴史や名所を感じることが出来る現代&和風タワーディフェンス
京刀のナユタ はこんなゲーム
開発会社はあの人気ゲーム「にゃんこ大戦争」の”PONOS”です。従来のタワーディフェンスとは少し違って完全な横スクロール画面。タワーディフェンスの感覚で遊ぶとちょっと混乱すると思いますので簡単に説明します
画面左がプレイヤーの鳥居、右が敵の鳥居です。お互いこの「鳥居」が破壊されたら敗北です。互いの鳥居から敵味方のキャラクターが出現し、相手の鳥居に向かって歩き出します。鉢合わせしたところでバトル開始。そうして互いのキャラクターを撃破しながら進み、相手の鳥居を破壊することで勝敗が決まります
ただこれだけだと、そこまで難しいゲームに思えません。が、まさかそんな簡単じゃないんですよね、これが。ここは後ほど説明しますね
登場するキャラクターはイケメンからカワイイ男子、美人からカワイイ女子と幅広く、プレイヤーが女子でも男子でも使うキャラクターを選べるというマルチ対応。キャラクターは全国各地から集まった妖魔に対抗できる力を持つ「神刀使い」。好みのキャラクターでバトルメンバーを組めるので気に入ったキャラクターだけを使うことも出来ます
よくあるソーシャルゲームと同じく、ガチャや行動制限のある仕様なので遊び慣れてる人はすぐに色々と理解できると思います。リリースしたのが2018年6月頃のようなのでまだまだスタートしたばかり。イベントやキャラクターもこれから増えていくと思うので楽しみですね
他にも、キャラクターの成長制度が少し珍しかったり、ちょっとした「アイドル活動」が出来たりと独特なシステムも楽しめるポイントなので、そのあたりも後ほどご紹介しますね
おもしろポイント
ちょっと変わったタワーディフェンスが戦略的に遊べる!
リアルタイムで選択する事で戦局が変わるバトル
「京刀のナユタ」のバトルは横スクロールの「タワーディフェンス」です。ルールは先ほど説明した通りですが、実はリアルタイムで変わる戦局を考えながら進める、結構奥深いバトルなんです
バトル中は常に神力と呼ばれる力が増幅していきます。画面の右上の数値が「神力」です。この神力を消費してパーティーの「神刀使い」を戦場に呼び出します
必要となる神力は画面下の各キャラクターのアイコン右下に数値が書かれています。増幅する「神力」がこの数値に達したらキャラクターをタップします
あとは自動で進んで攻撃をしてくれます。回復キャラの場合は回復も自動で行ってくれます。攻撃にも近距離や遠距離などあるので、5人の組み方も重要になってきます
では5人呼び出したらもう何もすることは無いのではないか?と思いましたか?
実は違います
呼び出された「神刀使い」は自動で行動してくれますが、よく見るとアイコン右下の数値が増えています。これは「刀輝解放」という強化をするのに必要な神力です
そう、つまり1度呼び出したから終わりではなく、刀輝解放をすることでキャラクターを強化していく必要があるんですね。それにも神力を消費するので「刀輝解放をして今出撃しているキャラを強くするか」または「もう一人別のキャラを出撃させるか」という選びながら戦わないといけません
ただ「刀輝解放」には利点もあって、神力の最大値を増やすことが出来るんです。レア度の高いキャラクターは呼び出す神力も高くなるので、必然的に強いキャラクターを呼び出すには「刀輝解放」をしていかなくてはならないんです
だったら「刀輝解放をすればいい」と思いがちですが、中盤辺りになると戦場に出ているキャラクターが一人だけというのはとても厳しいものになってきます。「刀輝解放のタイミング」と「キャラクターの出撃」を上手く状況把握して選んでいくのが「京刀のナユタ」のバトルの醍醐味です
そして、そんなバトルを助けてくれるのが陰陽師の使うことが出来る「式神」。さっきから画面に映っているネズミやウシ、ヘビなど動物の姿をしたお助けキャラクターです
この「式神」、呼び出すのに神力が必要なのは変わりないですが、神刀使いではないので「刀輝解放」はありません。その代わり呼び出す数だけ戦場に出現します。物 量 作 戦 ですねw
ただ消費する神力は少ないですが消費することに変わりないので無駄に呼び出すのは危険です。あくまで「お助けキャラクター」という意味で効果的に呼び出しましょう
最後に陰陽師だけが使える「陰陽術」。画面左下の丸いマークが光ると設定している「陰陽術」が使え、戦場に出ている敵に対して攻撃できます。1度使うと力が溜まるまで再度使うことは出来ないのでこれも使いどころが重要ですね
おもしろポイント
タップするだけの簡単操作だけど奥深い戦略的バトルが面白い
キャラクター育成も独特なシステム
「京刀のナユタ」のキャラクター育成はバトル参加して経験値を得ていく従来のRPGのようなシステムではありません
キャラクターの育成に「EXP」が必要なのは同じですが、アイテムとして入手して「ストック」していく仕組み。いわゆるゲーム全体で入手する「お金」のような扱いですね
デイリーボーナスやログインボーナスなどで入手できる「EXP」。これを編成画面のキャラクター強化画面で消費してキャラクターのレベルを上げることが出来ます。なので中盤以降でやっと欲しいキャラクターを入手したからと、無理矢理バトルに参加させて弱いけど死なないように守っていく必要はありません。常に強いキャラクターでバトルに挑みましょう
ガチャで入手したキャラクターは「チケットPに変換」「EXPに変換」「使用する」の3つから選ぶことが出来ます。「使用する」はゲーム中で使えるようになるという事で、「EXPに変換」はそのキャラの入手は出来ないけどEXPを大量に入手できます
ちなみに、ガチャで既に入手済みのキャラクターを入手しても、使用することでそのキャラクターの強さを上げることが出来るので、入手したらどんどん使用していきましょう
そして「チケットPに変換」はチケットに交換できます。このチケットPは5P貯まるとガチャチケット1枚と交換してくれます。ガチャでキャラクターが欲しいときはコチラを選択しても良さそうですね
ついでに言うと「式神」もレベルアップが可能で、最高レベルまであげると・・・ここから先はあなた自身の目で確かめてみてくださいね!
おもしろポイント
キャラクターの育成がEXP消費システムなので安心して育成が出来る
もう少し遊ぶとこんな感じ
安倍晴明は現代の京都では「カフェ」を経営しています。何人かの神刀使いは「アイドル」として活動しているようで、カフェに寄ると「営業活動」が選べます
握手会や地方ライブなどをする事で「アイドルレベル」があがるのと同時に「EXP」を大量に入手出来たりキャラクター育成に必要なアイテムなどを集めることが出来ます
時間がある時に立ち寄って営業活動は忘れないようにしましょう!
他にも「陰陽師」としての力を上げられる「戦時式力」を習得できます。バトルに必要な神力の増幅のスピードを上げたり、上限を上げたりと基本的な「底上げ」が可能となるのでここも忘れずに通うようにしましょう。習得するには「戦時略決 序ノ書」などの巻物が必要ですが、これもログインボーナスなどで頻繁に手に入るので惜しみなく使っていきましょう
全体的にストーリー部分が多いのでしっかりとしたシナリオが好きな人や京都などの時代背景に興味を持っている人は案外ハマるかも知れませんね。ゲーム部分も面白いですが、「伏見稲荷大社」や「福知山城」などの名所に詳しいと、思わずにやっとしてしまうはず
一度遊んでみて、楽しんでから京都へ行きましょうw
おもしろポイント
アイドル活動が出来たりするカフェもあるので息抜きにどうぞ
京刀のナユタ のレビューまとめ
Goodポイント
- 京都の歴史や名所を感じることが出来る現代&和風タワーディフェンス
- タップするだけの簡単操作だけど奥深い戦略的バトルが面白い
- アイドル活動が出来たりするカフェもあるので息抜きにどうぞ
Badポイント
- ストーリーがしっかりしすぎていて1章が長いw
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