爽快でスピード感のあるアクションRPG「Grimvalor」

フィンランドのゲーム会社が作った3D2Dアクションゲーム「Grimvalor」です

快適な操作性とスピード感で、爽快感のあるアクションゲームが楽しめます

世界観や雰囲気がちょっぴり「ドラキュラ」系に似ている気もするので、

好きな人なら結構楽しめるゲームかも知れませんね

ちなみに、一部を除き有料となりますが、NintendoSwitchでも遊べるぐらいのクオリティは備わっているので、android版なら無料版で試してみて面白そうなら買ってみるのもアリだと思います

※iPhone版は￥860の有料となります。android版も1章のみ無料体験版として遊べますが以降は有料となります。

レビュー動画

「Grimvalor」ってこんなゲーム

洋ゲーですが、日本語にローカライズされているアクションRPG

操作方法はバーチャルパッドで、左右キーとジャンプ、攻撃、ダッシュ/回避を使ってゲームを進めていきます

アクションではありますが、RPG要素も取り入れている為、敵を倒すと手に入れる経験値が一定値まで貯まるとレベルアップが可能になり、ステータスを上昇させることが出来ます

通常攻撃用装備と溜め攻撃用装備の２つを装備でき、攻撃ボタンのタップで通常攻撃、攻撃ボタンを左右スワイプで溜め攻撃を放つことが出来ます

「バーチャルパッドでスワイプとか、難しいんじゃね？」って思うかも知れませんが、意外と操作性は問題が無く、むしろ「やりやすい」といった印象です（操作性に関しては後述します）

武器は「鍛冶場」でアイテムを消費することで、新しい武器を作ることが出来ます

ダッシュボタンを押すことで、高速で移動することが出来、敵をすり抜けることも可能です

また、敵の攻撃のタイミングに合わせて回避ボタンを押すと、敵の攻撃を回避して回り込めます

このゲームのアクションにおいて、この「回避」と「ダッシュ」はかなり重要なアクションなので、チュートリアルの際にある程度練習しておくと、ゲームを進めやすくなるでしょう

ちゃんとストーリーも用意されていて、英語のナレーションと日本語字幕で語られるので、洋ゲーですがしっかりと楽しみながらプレイすることが出来ます

ゲーム全体は「悪魔城ドラキュラ」のように、横スクロールでエリア別に進んでいき、敵を倒しながら仕掛けを解いて、ダンジョン奥深くまで進んでいく内容となっています

道中にクエストが発生したりするので、ある程度自由にマップを行き来して進めることが出来る為、探索が好きな人も楽しめますね

絶妙な操作性なのでアクションが楽しい

さて、スマホにおけるアクションゲームで最も重要な「操作性」ですが、このゲームにおいては「かなり操作性はいい」と言えます

まぁバーチャルパッドの左右キーなどのボタンの位置や大きさは、プレイヤーの手のサイズや指の大きさなどで感覚が違いますが、ボタンを押したときのキャラクターの反応においては、スムーズに反応してくれます

特に攻撃は、ある程度、連続で攻撃出来るのですが、攻撃ボタンをタップしっぱなしで連続攻撃してくれるので、かなり遊びやすく作られています

また、アクションの反応がいいので苦手な人でもある程度遊びやすく調整されているのは好印象です

例えば、崖に近いところまでキャラクターが近づくと、吸い寄せられるように崖に捕まるアクションをしてくれたり、連続攻撃中にパッと回避ボタンを押した時の回避行動への遷移のスムーズさなど

これまでいくつかアクションゲームのレビュー記事を書いてきましたが、過去のゲームの中でもトップクラスで操作しやすいアクションゲームだと感じています

ボリューム満点かつ適度な難易度

android版は第１章が無料のようで、いわゆる体験版として遊ぶことが出来ますが、それだけでも結構なボリュームがあります

ボスを倒すにも、レベルという概念があるので、早いうちに挑むと太刀打ちできません

しっかりとレベルを上げる意味でも、まだ進んでいないステージをクリアしていき、レベルをあげながら進めていくことがとても重要となります

また、各ステージでは「アイテム取得率」が設定されているので、100%を目指してプレイするのも楽しめるポイントの１つです

ステージによっては、ある一部の場所に行くと「追跡者」というものが接近してきます

追跡者が現れると画面のように中央に「危険 追跡者アリ」と表示されBGMが変わるのですが、これがかなりドキドキする演出で、単調なステージアクションに緊張感を持たせてくれます

そして、この追跡者が結構強く、下手するとゲームオーバーになる可能性もある為、勝てないようであれば一度退いて、レベルをあげてから挑むことも必要になります

接近戦で攻撃する敵だけではなく、斧を投げたり炎の矢を撃ってきたり、空飛ぶ敵など、敵の種類も様々で、その都度対策方法も違ってくるため、混戦となった時はなかなか難しくなってきます

どの敵をどう倒すかを実際に体で覚えて、状況に応じてアクションをしていく楽しみが、このゲームの醍醐味と言えるかも知れません

もちろん、そのアクションにおいても操作性が良いので、ストレスなく遊べると思います

「Grimvalor」総合評価

制作者情報

制作者：Direlight（公式HP）（公式Twitter）（公式Facebook）（公式YouTube）

フィンランドのゲーム製作チームのようですね。

コンテンツとしては、この『Grimvalor』だけですが、それもあってか作り込みはかなりのものだと感じます。

どうやらiOSとandroid以外にもNintendo Switch版も配信しているようです。

据え置き機で落ち着いてプレイしたい人は、Switch版もいいかも知れませんね。

ぜひ公式HPまたは公式YouTubeをご覧ください。