グラフィックやサウンドが雰囲気あっていいですね!
本格的な推理モノだけど遊びやすく作られてるよ
本格的な推理アドベンチャーゲーム「和階堂真の事件簿 -処刑人の楔-」です
プレイ開始直後から、その独特な世界観とサウンドに引き込まれ、あっという間にゲームを進めてしまうほど、没入感があります
推理と言っても、めちゃくちゃ難しいシステムなどではなく、誰でも遊びやすいように作られているので、推理が得意じゃない人でも名探偵になった気分で遊べます
これは先が気になって・・・クリアまで遊んでしまいそうですね(笑)
※しっかり最後までクリアしました!
・本格的な推理アドベンチャーを探している人
・あまり推理モノが得意ではないけど挑戦したい人
・白黒ドット絵の独特な世界観を楽しみたい人
和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔 推理アドベンチャー
Ko Ohara無料posted withアプリーチ
レビュー動画
「和階堂真の事件簿 -処刑人の楔-」ってこんなゲーム
情報を集めて事件を紐解いていく、推理アドベンチャーゲーム
物語は事件後のワンシーンから始まります
当時、刑事だった和階堂とその孫が、ベンチで事件のお話をするところから始まり、その回想が今回のゲームの内容となっています
オープニングが始まった時は、特に何も気にしていませんでしたが、ラストは予想外の展開となるので、しっかりとこのオープニングを覚えておきましょう
ある殺人事件が起こり、調査をしていくとその事件は、過去にあった事件と手口が似ていることから何か関連性があるのではないか?という展開で進んでいきます
現場に残された証拠や、目撃者の証言をヒントに謎を解いていき、この事件の真相にたどり着くことがこのゲームの目的です
たくさんのヒントを得ることで、推理パートに移り、推理を進めると新たに「場所」が追加されます
新しくいけるようになった場所で、また情報を集め、推理をして、新たな場所に進んでいくことで、供述や証拠が増えていきます
ラストの展開には驚きましたが、これがなかなかしっかりと作られたストーリーで、個人的にはかなり面白かったです
BGMも雰囲気に合っているし、グラフィックも白黒のドット絵という独特な世界観ですが、どこか懐かしいゲームのような感じもして、かなり没入感のある内容になっています
推理モノが好きな方はぜひ遊んでみてほしいタイトルですね
遊びやすい「質問回答式」のシステム
プレイヤーはたくさんの関係者から供述を集めたり、証拠を掴んだりして、「情報」を集めていきます
集めた情報は「メモ」というコマンドにまとめられていて、そのメモの中から気になる情報をセットした状態で関係者に話しかけることで、新たな情報を聞き出すことが出来ます
しかし、なんでもかんでも聞き出せるわけではありません
その情報を知ってそうな人物に、適切な情報をセットして話しかけることで情報を得ることが出来るので、怪しい人物には持ってる情報を色々とセットして試してみましょう
集められる情報は画面上部に「〇/10」のように、ヒントとして表示されています
全ての情報(上記例なら10個の新情報)を集めたら、「推理」コマンドが表示されます
推理パートに移ると、たくさん得た情報から必要となる情報を整理することになります
質問形式で問われる内容に対して、回答となるメモ(情報)を選び、正解であれば、不要な情報は整理されて新たに別の場所が解放されます
間違ったとしても何度も回答できるので、その点は安心です
謎解きがあまり得意でなくても、しっかりと遊べるように作られているのは嬉しいですね
独特なドット絵とBGMが生む世界観
この独特な白黒のドット絵が、ゲーム全体の味を出していて、表情やしぐさなどが細かく表現されていないにも関わらず、どことなく伝わってくるのがこのゲームのいいところ
登場人物は、マンションの管理人や医者、バーの店員やショップ店員など様々ですが、どれも後述するテキストと相まって、キャラクター像がしっかりと見えてきます
また、調べられる人物や怪しい場所のドット絵は白黒で、その他背景は色がついているので、対象となる人物、場所が分かりやすくなっているのも、遊んでいてストレスになりません
流れているBGMも、雰囲気ととてもマッチしていて、イヤホンをしながらプレイするとゲームにかなり集中することが出来ます
他にはない、独特な世界観が楽しめる良作ではないでしょうか
テキストも人物像が分かりやすい
会話は、その人物像がとてもわかりやすいテキストが用意されていて、ドット絵だけだと、とても細かい描写はされていませんが、テキストがあることでキャラクターの魅力が引き出されています
そして、個人的には、主人公となる「和階堂真」のキャラクターが一番人物像を描いていると感じていて、ラストの展開には思わず「えーーーー!!」って唸ってしまいました(マジで声出ました)
最後までクリアしましたが、すぐに続編をプレイしたくなったので、近々続編の「2」と「3」もレビューしていきたいと思います
他にもちょっと怪しそうな人物だったり、不愛想な感じだったり、やはりテキストの内容でキャラクターが想像できるので、ついついプレイに集中してしまいます
白黒のドット絵は独特な反面、カラーではない為、詳細が分かりづらい部分ではありますが、会話のテキストで表情などが見えてくるのが不思議ですね
「和階堂真の事件簿 -処刑人の楔-」総合評価
ストーリー性:
操作性:
グラフィック:
サウンド:
オリジナリティ:
ハマリ度:
かなり高評価ですが、プレイしてみると納得するはず!
このクオリティで遊べる推理モノは案外珍しいですよね
和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔 推理アドベンチャー
Ko Ohara無料posted withアプリーチ
制作者情報
コチラのゲームは、チーム開発のようで、5人ほどのグループで企画・制作されてるとの事。
シリーズとしては現在(2021/08)で第三弾まで配信されています。
今回ご紹介したものが第一弾なので、遊んでみてハマった方は、ぜひシリーズも遊んでみてください!
もしかしたら、今後もシリーズ展開していくかも知れませんので、公式サイトやTwitterでフォローしておくといいかもですね^^
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