なんだこれ？と思いきや頭を使うRPG「魔界迷宮ポケットRPG」

正直、初見の感想は「なんだこれ？」という不思議な印象だった「魔界迷宮ポケットRPG」というゲーム

でも動かしたりしていくと、少しずつ内容を理解できて、分かってくるとこのゲームの面白さがじわじわと出てきます

たぶん、全クリア目指して遊んでしまうと自覚しています(笑)

でも、ゲーム慣れしていないとちょっと取っつきにくいかも・・・？

レビュー動画

「魔界迷宮ポケットRPG」ってこんなゲーム

独特な世界観を持った、ダンジョン謎解きRPGです

操作はとても簡単で、バーチャルパッドの十字キーとAボタン、Bボタンを押すだけ

一応、ストーリーとしては、どうやら主人公は結婚相手に指輪を渡したく、その結婚指輪に使う宝石を取る為に、このダンジョンに挑んでいるそうです

ダンジョンへは階段を降りていき、地下50階ほどまで攻略していくという内容で、途中途中にいる（10階毎）ボスを倒す為、ステータスを上げながら進めていく必要があります

RPGですが、レベルという概念ではなく、HPと攻撃力をショップであげるという成長システムで、そのために必要なのが「マナ」というお金のようなもの

この「マナ」を集める為に、ダンジョン内にいる敵シンボルに触れて戦闘をします

このように、シンプルなシステムで遊べる「魔界迷宮ポケットRPG」ですが、遊んでみると結構ハマってしまいます

次に「なぜハマってしまうのか？」という点で解説していきます

シンプルゆえにハマってしまう

理由としては単純に「シンプル」ということが挙げられます

やることが複雑ではなく、シンプルゆえにスピーディーに進められるし、目的までの進行状況もハッキリと分かっているので、サクサク進めながらもどれぐらいでクリア出来そうかが分かります

逆に言うと、単調と言えば単調ではあるので、これだけだと途中で飽きてしまいそうです

しかし、この「魔界迷宮ポケットRPG」では、ダンジョンの階毎にちょっとした「謎解き」が用意されています

この「謎解き」がこの「単調」を解消してくれる要素で、ゲームを進めるだけならそれほど考えずに済むのですが、この「謎解き」をしっかりとクリアすることで、「ライフアップ」や「攻撃力アップ」のアイテムを拾うことが出来ます

前述したように、ステータスアップをする為には「マナ」を消費する必要がありますが、「ライフアップ」や「攻撃力アップ」を拾うことが出来るので、この「謎解き」はしっかりとクリアしたいポイントです

また、「マナ」を手に入れるには敵を倒す必要があるのですが、HPの回復は使用回数が限られたスキルを使うか、ショップに行くしかありません

スムーズに進める為には、道中に落ちている「ライフアップ」のアイテムを拾うことも大切です

「謎解き」は、よくある「ブロックを動かして道を作る」というもので、ヒントのようなものはなく、ダンジョンの地形とブロックの配置などを、考えて動かし、アイテムまでの道を作るというもの

どちらかというと、この「謎解き」がメインのような気もしますが、RPGパートを蔑ろにすると各ボスに勝つことが出来ないので、どのみち進むことは出来ません

各階ごとの謎解きと敵を撃破して、ボスを倒しながら深い階数へもぐっていきましょう

意外とシビアな戦闘システム

さて、RPGパートですが、戦闘は敵シンボルに触れることで画面が切り替わり、戦闘画面に入ります

敵への攻撃は、どの敵へ攻撃するかを選んで「アタック」ボタンをタップします

攻撃と同時に敵からダメージを受けて、１ターン終了（何故か２回ずつ攻撃を繰り返すんですよね）

次にまたどの敵へ攻撃するかを選んでボタンをタップ・・・と繰り返します

スキルを覚えた際は、画面の下側に各スキルのボタンが配置されるので、選んだらタッチすることでスキルを使うことが出来ます

ただ、スキル自体のレベルを上げていかないと、まず使い物にならないので、マナに余裕があればスキルを育てましょう

この戦闘で注意するべきポイントは、「敵への攻撃と同時にこちらも攻撃を受ける」ということ

つまり、「先に敵を倒せる状態でも、攻撃を仕掛けたらダメージを負う」ということです

例えば、あと１撃で倒せる敵と、あと1撃でやられてしまう自分とで攻撃をすると、敵も倒すけど自分もやられてしまい、ゲームオーバーとなります

HPに余裕を持って行動することが、攻略のポイントですので、前述した「謎解き」などでライフを回復しながら、時には地上へ戻る勇気も重要です

ちなみに、10階ごとにワープ装置が用意されていて、地上から10階おきにワープで進むことが出来ます。

いきなり50階とかにも進めるので注意しましょう(笑)

「魔界迷宮ポケットRPG」総合評価

制作者情報

制作者：takemi hatano

見たところ、個人で製作されているみたいですね。

こちらの他にも、２作品ほどダウンロードできるようで、ちょっと気になるタイトルだったので、個人的に遊んでみたいと思っています(笑)

全体的に見てパズル要素を取り入れるのが得意なのかな？と感じました。

今後もぜひ期待しております！