ギリギリのところを攻めるアクションゲーム
「HP1の勇者」は、魔王との戦いで瞬殺された勇者が何とかHP1だけ残ってリベンジをするアクションゲーム
アクションと言ってもジャンプとか攻撃はしません。出来るアクションは「敵の攻撃をギリギリで避けること」
ギリギリで避ける程、反撃で与えるダメージが増え、その反撃を使って敵を倒していくゲームです
これが結構難しいし、止めれないんですよね~
・ドット絵のRPGが好きな人
・絶妙な操作感がたまらなく好きな人
・敵の攻撃に飛び込む勇気のある人
公式動画
ドット絵や8bitサウンドが素晴らしい
ドット絵と8ビットサウンドが、ファミコン世代には懐かしすぎますね
敵のグラフィックや、インターフェースの色など、どこを見てもファミコン風なところはさすが「GoToSeven」さん!
単調になりやすい「避ける」というアクションですが、きれいなグラフィックじゃなくてドット絵や8bitサウンドから来る(良い意味で)「チープ感」が上手くゲーム性を引き出せている気がしますね
意外と難しい操作性
ルールは単純で、敵の攻撃をギリギリで避けて溜まった攻撃力で反撃するというもの
反撃は敵の攻撃が止むと自動で仕掛けてくれるので、やることは「いかに限界まで攻撃力を高めるか」という点のみ
敵の攻撃は勇者のいるエリアの中にライン上で攻撃してくるので、敵の攻撃の軌道が見えたら『自分から』ギリギリまで近寄りましょう
当たっちゃいけないのは、敵の軌道に走る白いライン。このラインが勇者の体の中心ぐらいに触れると即死です。だってHP1ですからね
このギリギリに寄せる為にプレイヤー自ら勇者を動かしていく緊張感はかなりのものです
しかもけっこう動く!(笑)
最初は何回もやられてしまうと思いますが、何度かやっていると程よい距離感が分かってくるので、そうなると途端にギリギリまでやってやろうという気になります
ルールも操作も簡単なので、難しいゲームをプレイしている人の息抜きにもちょうどいいかも知れません
敵の攻撃のパターンも複雑に
敵の攻撃は敵のHPが減るにつれて激しくなっていきます
だいたいの敵が連続で攻撃してくるのですが、敵の攻撃は敵のHPに表示されている枠のラインで変化してきます
一定値を超える毎に敵の攻撃は激しさを増すので、どんどん複雑な避け方をしていくことになります
攻略のカギは「パターンを読むこと」です。パターンを読むと安全な場所が分かってくるので、そこに向かって移動すればギリギリ避けることも難しくありません
が!敵によっては勇者のいる位置を目掛けて軌道を出してくる敵もいるので、その場合は上手く避けながらギリギリでかわすテクニックが必要になってきます
「覚えゲー」とも言える感覚ですが、繰り返すことで少しずつ攻略出来ていくのもどこか「レトロゲーム」っぽくて私は好きですね
「HP1の勇者」総合評価
ストーリー性:
操作性:
グラフィック:
サウンド:
オリジナリティ:
ハマリ度:
ドット絵と8bitサウンドはプレイヤーによっては懐かしいかも
ギリギリで避ける単純なゲーム性を上手く出来るかがポイント
制作者情報
制作者:GoToSeven (公式HP)(公式Twitter)(公式Facebook)
チームリーダーの「26℃」さんと「VELTINA」さんの二人が立ち上げた開発チーム「GoToSeven」さん。「527と表記するときもある」とのことです。
当ブログでも以前「PANDORAID」というアクションRPGをレビューしました。
どうやらスマホゲームとしては第二段が今回の「HP1の勇者」のようです。
「PANDORAID」もそうですが、どちらの作品もドット絵や8bitサウンドがレトロゲーム感を感じさせてくれるタイトルなので、レトロゲーム好きな方ならぜひプレイしていただきたいです!
コメント